IT、AI、DX などビジネスの現場において、情報システムはもはや必須スキルとなりつつあります。
幼い頃からスマホやパソコンなどに触れ、学校の授業でプログラミングを学び、これから社会人なる人。その一方で、スマホやパソコンに触れることが少なく、プログラミングを学んでいない現役社会人にとって、IT、AI、DX のスキルを身に着けることは、少々ハードルが高いかもしれません。
とは言え、情報システムが必須スキルとなった今、プログラミング学習は避けて通れない道です。
近い将来、お子様の宿題で「プログラミングを教えて」と言われる日が来るかもしれません。
システムは仕事を楽にする道具です。
ノコギリで木材を切ると時間が掛かり、まっすぐに切るのも難しいです。一方、電動ノコギリであれば、短時間で正確にまっすぐ切断できます。電動ノコギリを使ったことがない人にとっては、「難しい」「怖い」といった印象があるかもしれません。でも、使い方を覚えたら、これほど楽な道具はありません。
それと、同じことです。
システムがあれば少人数・短時間で疲れることなく仕事が終わるかもしれません。その仕事を楽にするシステムを作るために必要な技術がプログラミングです。
毎日1時間掛かる仕事を1年繰り返すと260時間以上の時間を費やすことになります。
その仕事が5分で終わるシステムを100時間で作れば、138時間の節約になります。
節約できた138時間を別の業務に費やせば売上も上がるでしょうし、残業時間の削減、有給休暇の取得率向上にも繋がるでしょう。優秀な人材として、昇進昇級が期待できるかもしれません。
予備知識がないとシステムを作る為に何をすればよいのか、何を勉強すればよいのか想像がつかないかもしれません。
システムを作るプログラミングには、様々な言語があります。「どの言語でシステムを作るか?」は「どんなシステムを作るか」によって大方決まります。
はじめてのプログラミングを学ぶ人にとって言語は、それほど重要ではありません。どの言語であってもプログラミングの考え方(アルゴリズム)に大差がないからです。
プログラミングの考え方さえ身につけば、1つの言語を習得した後、他の言語を習得することは、それほど難しいことではありません。
パソコンがあればプログラミングをすぐに始められるか? 答えはNOです。
システムを作る、プログラミングを行うためには、専用のアプリ 開発環境 が必要になります。
その開発環境をパソコンにインストールするのが、初心者にとっては非常にハードルが高いです。
そして、プログラミング言語によって開発環境が異なります。
プログラミングが間違っているのか、開発環境の設定が間違っているのか判断できず挫折することが大いにあります。
何とかプログラミング学習を始めてみたものの、画面に「こんにちは」と表示するだけ、1~10を足すだけといった何の役にも立たないモノを作って終わり、といったことが多々あります。これでは、長続きしません。
プログラミング学習に集中するためにも、できれば挫折ポイントは避けたいところです。
プログラミング学習を始める前に環境構築で挫折したのでは意味がありません。
また、プログラミング言語ごと専用に用意された開発用アプリでは、その開発用アプリの操作がわからないこともあるでしょう。
前述の挫折ポイントを取り除いた、初心者に最適なプログラミング言語、プログラミング環境があります。それは エクセル です。
使い慣れたEXCELであれば挫折するポイントで記載したような「準備が面倒で混乱する」ことは発生しないでしょう。
また、EXCELのプログラミングで使用するプログラミング言語 VBA*1 は、比較的容易で実行結果が分かりやすい点も初心者におすすめな理由です。
※1 ・・・ Visual Basic for Applications
正直なところ「EXCELでプログラミングができます」だけでは、プログラマーとして就職することは難しいです。
しかし、VBAを習得することによってACCESSプログラミングを容易に習得することができます。ACCESSプログラミングであれば、多くの案件がありますのでプログラマーとして就職することも可能になるでしょう。
さらにVBAをマスターするとPHPやC#と言った高度なプログラミング言語の習得も容易になります。
また、EXCELプログラミングで専業プログラマーとしての就職は難しいとしても、ソフトウェア会社以外での社内のシステム担当や日常業務を効率的にするめることができ、重宝される人材になるでしょう。
まずは、プログラミングに慣れることが大切です。プログラミングに慣れると、
等が期待でき、たとえプログラミング言語が変わったとしても短期間で習得することができるようになります。
それでは、次回から実際にEXCELでプログラミングを始めてみましょう。
- PR -
Google Adsense
- PR -
Google Adsense