前回(はじめてのプログラミング#001)の投稿で、EXCELでプログラミングを始めるメリットをお伝えしました。
早速プログラミングを始めてみたいところですが、まずはExcelでプログラミング行うにあたり、名称をしっかり覚えましょう。名称を覚えたら、Excelでプログラミングを行う画面の開き方を解説します。
なお、このブログの解説動画をYoutubeに用意していますので、あわせてご確認ください
EXCELでプログラミングを行う際、最も重要なのが対象物です。プログラミング用語ではオブジェクトと言います。まずは、対象物の名称をしっかり覚えましょう。
1つのEXCELファイルを指します。
プログラミングでは Workbook と表します。
1つのブック内には、1つ以上のシートが存在します。
プログラミングでは Worksheets または Worksheet と表します。
Worksheets と Worksheet の使い分けは後ほど説明します。
1つのシートには行と列があります。縦方向が行、横方向が列です。
縦方向の数字が行番号、横方向のローマ字が列番号です。
プログラミングでは 行を Rows 、列を Columns と表します。
行と列の交わる1点がセルです。
例えば、3行目とF列が交わる点をセルF3と言います。
プログラミングでは Cells と表します。
複数列と複数行が交わる範囲をレンジと言います。
例えば、3行目~5行目とF列~H列が交わる範囲を F3:H5 と表します。
プログラミングでは Range と表します。
EXCELには標準で開発環境が備わっています。しかし初期設定では、開発環境が表示されません。
開発環境を表示してみましょう。
メニューから[ファイル]→[オプション]と進み[Excelのオプション]画面を開きます。
[リボンのユーザー設定]セクションを選択し[開発]にチェックを入れてOKボタンをクリックします。
メニューに「開発タブ」が表示されます。
この設定を1度行うと、次回からはExcelを起動するだけで、「開発タブ」(開発環境)が表示されます。
開発メニューの一番左にある[Visual Basic]をクリックすると、開発画面が表示されます。
Microsoft Visual basic for Applications 画面が実際にプログラミングを行う画面です。
初期状態では[プロジェクト]と[プロパティ]が表示されています。
プロジェクトからシートまたはブックを選択すると実際にプログラムを記述する画面が表示されます。
今回は
をお伝えしました。
次回は、いよいよプログラミングを始めて行きます。
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